学校における体力テストの実施は、現在学校行事として実施されています。沢山の人数を測定した場合、その結果の判定などについては後回しにされる場合が多く、過去との測定値の比較などが重要な成長期の生徒に対して、あまり結果が処理されていないのが現状と思われます。特に学童の体力低下が注目されている中で、より管理し易いシステム作りが必要だと考えています。

この体力テストというものの意義を考え、この趣旨を生かせるプログラムとして「新スポくん」の開発を試みました。今回、文部科学省『体力テスト』の規格変更によりその開発行程が進み、簡素化・明確化できるプログラムとして完成いたしました。

今日、コンピューターの利用は教育現場に於かれても普及されており、取り扱いになられる先生方も多く、また各学校に於けるデータの蓄積が正しい評価の基礎になるものと考えます。ネットワークのシステムも発達し、このような測定データもそれを利用して教育委員会等への報告業務の軽減が可能と考えました。

学生の体力推移等を、入学時から卒業まで把握することが可能です。指導コメントも作成できますので、地域に合わせた内容や生徒へのわかり易い指導アプローチも可能です。

入れ替えがご自分で行えるので、データベースが変更になっても永くご使用になれます。また、入力作業が大変なのはこの種の欠点ですが、必要に応じてマークカード等もご使用いただけますので、処理を楽に行うことができます。

このたび新体力テストの実施に伴い、様々な業務に関してどのようにされるかお悩みのことと思います。 当社の「新スポくん ll 」は、6歳から79歳までの年齢に対応したそれぞれの年代の区分で対応した測定項目で設定されております。 また、その測定結果表も、同様に年齢に準じた内容でプリントアウトされますので使い易くなっております。

心肺持久力については20ｍシャトルランテスト以外の測定でＶＯ2ｍａｘの値の入力が可能です。 つまり自転車エルゴメータ等での測定も可能です。これにより施設内のスペースが無いところでも測定ができます。

65歳以上の方々についてはＡＤＬテストの事前チェックが必要ですのでその判定も行うことができます。

イベント、健康教室、学校やトレーニングルーム等、場所や利用者、過去の測定結果の比較等、様々な幅広い対応が可能なプログラムです。

マークカード等の入力方法が取れますので、大量処理が可能です。測定現場でプリントアウトされなくても後での処理も可能です。

ロゴマークの設定ができますので、様々なイベントのマークを填め込むことができます。また専用用紙を使用しませんのでランニングコストが軽減できます。